読了:簡体字版全2冊
㊤江南望族才子と江湖侠客、異種族交流みたいな、周囲の誤解と驚愕の噴出する珍道中がとても愉快で楽しい。魔教討伐に向かう旅路なので当然血生臭い事件や苦い往事も目にするが、そこかしこに息抜きスポットがあって楽しく読める。著者の笑いのセンス好きだなあ。
そして祝府の財力規格外。祝燕隐は大切に育てられたことがよくわかる。根が素直で可愛い。時折言う告辞!がツボ。正反対の2人が物凄くナチュラルに距離を深めるものだから、上巻だけでも特に厉随の変化に目を見張る。こんなによく笑うようになるなんて、望むようになるなんて、と嬉しさがじわりと滲む。
鲁青が何なのか全くわからなくて、Webでは配角の欄に載ってて、でも食事のシーンに登場するから余計によくわからない。何だろう…
2022年6月16日
㊦完結。厉随が凄いのは変わりないけど、改めて江南才子の面目躍如というか読書人が強い…祝府も強い…。二人の自然ないちゃつきが多くて嬉しい。好物、江南団子もちもち~。
今までがどうであれ、これから楽しい思い出を増やしていけたらいいよね。いのちだいじに。
2022年9月7日