簡体上下巻
上)現皇帝と過去成祖の時代二つを行き来しながら進む。江山奪還の重厚なドラマの中に含まれる運命的な要素。作中で匂わせられるたびに期待する。愚直すぎる忠信が報われてほしいが…。簡体字版なのにどうしてか淫靡であるぞ。伴君如伴虎のことわざがしばしば頭をよぎる。
2023年6月7日
下)完結。歴史は勝者の記録。動乱の世を生き抜き何かを成し遂げるためには狡猾さ冷酷さは不可欠なのか。むごい。でも皇帝も不自由。慕哥としての有様は記憶の回復と同時に失われてしまったようでもあり、変わらず存在するようでもあり。星…?系列があることは分かった。番外1は多重夢それとも現の再会?
2023年8月8日