読了:Web版、繁体字版全4巻、簡体字版上下巻
①Web19章まで。普通に面白い…良い。時代もの、成長、主従、この先何が起こるかな。本とWeb見比べながら読んでる。游淼は可愛がられるタイプ(可愛!)そして義に厚い。当然のように李治烽を座椅子にしたり、時々じゃれつくところとか特に好きだった。目隠し可愛すぎる。んん、でも三角関係になる可能性も?
母親が遺した屋敷で始まった思わぬ開拓は、游淼にとって大きな経験になるけれど、この場所がまさに『家』になって、側には変わらない李治烽がいて、それでも変わるものは確実に多くある。もう胸一杯。
もう少し進んで21章で巻二完、大人になりゆく少年の姿が本当に感慨深い。今後は様々な戦いに身を投じるのだろうし、続きが楽しみ。4巻の表紙を見ていると一体どうなるのか…そわそわする。あっ、本の濡れ場は数日ニヤニヤしてしまうくらいとても良かった。ビギナーに容赦ないなって思った最高。
2022年1月22日
②Web39章、巻三完結まで。前途洋々かと思えば風雲急を告げる。想李治烽…李治烽…うぐぐ愛別離苦…!!たまらなく家が恋しい。前述した主従より、半身と表したほうがしっくりくるなあ。切ない。
ところでまだ知識に乏しくてわからないのだけど、李治烽の名字はどの区切りが正解?ずっと李/治烽と思っていたけど、烽管家なら李/治/烽?んん~?
2022年2月7日
③Web58章まで、巻四完含む。内憂外患、それぞれの戦場。嬉しい再会もあった。この戦が終わったら~はフラグかと不安になる。頼れる兄貴は高潔な軍神、自分にも他者にも厳格で、正しくあらんとする人。格好いい。重責を負う趙超の孤独が際立ち凍みるが、それがまさか…。カバーは聶丹?最後めでたい!
2022年3月7日
④完結巻五、亂世為王。良かった!大団円とは当然ならないし、作中十年、出会いと別れ、悲しみ喜びを駆け抜けた。家はここにある。感慨深い。錦衣を纏った少年には戻れないと知っていても、一抹の愁いを感じた。最後の手紙に添えられた言葉がまた堪らんよ。
番外は後日談二編と在りし日の話。大哥ーー
時々游淼が金の亡者になるのがとても楽しかった。
2022年3月23日
○『乱世为王十周年典藏版』
上下巻それぞれ1冊が平心版の2冊分。誰が正しいとかではなく、それぞれの信条があるんだよな~と再読してまた思った。
番外編は下巻に「古诗十九首」「鹧鸪天」、別冊番外集にはタイトルを変えた「小甜餅」に加えて初めて読む6作が収録。著者の言葉も良かった。
元々時代物として普通に面白いんだけど、厳しい情勢の合間に挟まれる情動・情話がとても好きなので…あれこれ削除や改訂されていると、所々で受ける感覚が変わってくるのでやはり残念。まあでも仕方ない。でも色事関係なしにちょこちょこ変更あるんよねー。目覚めた游淼を見て李治锋が驚恐ではなく担忧してたりとか、烽と锋とそれぞれの字体版で別の漢字だとか(なぜだ)。
2022年12月30日