繁体全6巻
①アニメ一期視聴済み。原作は当然ながら来歴なども更に詳しくて、なるほど。し、辛酸…と一章から既に少し胸が痛む。800年はそりゃ平坦じゃないか。アニメ版は二人の関係や感情に尺を取った印象かも。どちらも面白い。半月関の問題が解決した夜の会話、やっぱり好きだな~
13章からは一期の続き。鬼市めっちゃ楽しい!気のいい同行者と猪…には思わず笑ってしまったけど、なんだなんだ~糖度急上昇ですね?!
2022年7月26日
②衝撃の事実が次々と出てきて、800年あれば多くを経験して当然だよなあ…と思った。一切衆生を救いたいという気高い理念から行動した結果が何度も裏目に出てはさすがに心が折れるだろう。優しい謝憐とは違う顔も目の当たりにするが、逆に人間味がある。若邪も厄命も無機物?なのになんだか可愛い。
過去編はおおよそ結末がわかっているだけに読み進めるのがしんどいのう。でもアニメ一話…エンディングが…!あれだけの信奉者でなぜいられるのかの一端を垣間見た気がする。
2022年11月15日
③過去編の引き際にうるりとし、元の時間軸に戻って息を吐く。風師を手助けしながらも必要に迫られ(?)結果的にフィジカル・メンタルともにぐんぐん階段をあがっていくのが楽しかったな…あのように事態の終結を迎えてしまうとは思わなかったけれど汗 生涯で一番の後悔、詳しく知るのは怖いかも。
2022年11月28日
④表紙ちょっと照れる。神官たちの事情も見えてきて賑やかだし、裴将軍が意外と和み要員だった。師兄弟好き~。花城だけは裏切らないと心の防御をすれば安心な気がしてきたが、…どうだろう。渦中に誘われるような、奇妙な符合は誰かの思惑?それとも本人も知らない何か?謝憐の料理の弟子も破壊力が高い。
2022年12月7日
⑤不死はあかんて。謝憐が金枝玉葉から転がり落ちてもがく日々でもあり、明確にはされていないが花城へ至る過程でもあるように思った。一途という言葉だけではこの忠心を表現するに全然足りない。過去編2を読むと今までの言動や物の重みが増す。主従は互いの苦しみを気づけなかったのだなあ。
ロボット怪獣映画みたいになってちょっと笑った。熱い。さらに衝撃の展開。最後は…。でも、のどに刺さった小骨はようやく取れたし変わってなくて嬉しかった!
2022年12月15日
⑥完結。うん、面白かった。本当に一貫して揺らがない花城が心強い。銀蝶が舞う光景は幻想的で美しい。神官・鬼たちの積年のしこりや確執などにもけりがついて爽やか。何も知らない天眼開は直球で爆弾投げ込んでくる笑。
外伝も楽しかった。あの人も無事養魂できた?ようで喜ばしい。
2022年12月19日