読了:Web版
高二の夏から繫がった関係。苦い初恋から再会後の感情のもつれまで、何度縁が切れそうになってもどうしても心から拭い去れなかった存在。ささやかな望みすら叶わず、相手の中で結局自分は永遠に一番ではないと突きつけられるのは残酷。寄り添えば隙間がないのに歩調は合わない。想いの強さが等しくない。うまくいかないな。分手了…。愛情が冷める生々しい過程を目撃できる(糖は?)人生は正しいかどうか、価値があるかどうかで選択していけるものでもないとは思う。完璧な人間もいない。鉄壁の無関心、度重なる拒絶を見るのは苦しいが、最後まで意志を貫き通した许知微は強い。自分を埋もれた記憶になんてさせてやるものかという気概のある18歳も強かでよかったし、大人になって傷つきたくない慎重さは共感できる。顾衡は…来世に期待しな!と正直思っていた。魅力は認めるがずるい男だわー。最後は別の意味でずるい。涙腺直撃の贈り物に初めて彼の真剣さを信じられる気がした。
2026年4月29日
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