129『將進酒』唐酒卿

2026/01/25

☆☆☆☆ 古風 約100万字以上

t f B! P L

読了:繁体字版

①なるほど猛犬と狂犬。ぞくぞくする。どん底から這い上がるため冷酷無情になった沈澤川と、放浪不羈に見えて実は不自由な蕭馳野。薄ら寒い笑顔の応酬から偽装を取っ払った険悪な駆け引き、そして凶暴な交わりを重ねて、計り知れない敵に立ち向かう自然体の同志になる…と今度こそ信じてよいものか?しかし貴重な裏表のない、災難だらけの皇帝に誠実な人は本当に存在するのかしら。これぞ大義と思えるような「朽木を皇帝に」の心境が胸に残る。政治はシーソーゲームで、みんな狐と狸だわ腹づもりがあるわ競り合いだわで複雑でしんどいけど、困難の中に艶めく糖粒がある。蕭馳野の愛情表現は野性的で熱い!

2026年1月24日


②智と武、終わりの見えない戦い。人心も情勢も複雑すぎてよく書けるものだと唸るのみ。鎖が外れさえすればと思い込んでしまったのもその一つ。二人の時間はいつも情熱的で密度が濃くていいね。ただ更に虚弱な身体は心配。独立した男性の格好良さも備えつつ、晨陽に言葉をかけるあの姿はまさに夫人、いや夫君。

2026年2月2日


③一人一人に人生がある。歯を食いしばり前に進む気概を感じた。性別が足枷となる時勢に強く光る女性たち。戦争で誰が亡くなっても不思議じゃない…けど…目には目を、が熱い。茶石天坑の悪夢が深まらなくてよかった。失っては生きていけないのかも。優れたリーダーとは何かを見せてくれている気がする。

2026年2月15日


④完結。動乱を経て迎えた新しい時代。我本放逐臣、カバーの句が全てあの人の言葉だったとは。それぞれ身命を賭して戦う理由があって(もちろん擁護できない悪人はいる)勝利を喜ぶ一方で苦さも残る。それだけ敵味方関係なく個々の人物が立っていた証だと思う。サブカプも本当に良かったが悲しい…!

2026年2月24日

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