繁体全8巻
①少年の頃からやり直すことで、誤解されやすい師の内面だけでなく、前は見えていなかった物事にどうか気づいて欲しいと思う。蘇りの裏にもしや重要な秘密まであるのかとこちらも気になる。予想外に面白おかしい場面が多くて楽しい。啊！見鬼！は声に出して笑った。
自ら死に追いやった師の遺体を綺麗に安置してる時点でグッとくるし、再会した時の恨みだけでない渦巻く感情、そして執着。自分の心が彼はまだ分からない…。あと反抗する気概はあるのにどうしても怯むところとか（笑）なんで重生踏仙帝君、師尊には悪ガキレベルになるん？にやにやするよ。今のこの身長差～好き！
2024年9月15日
②小師弟可愛い～！そして悲しい～…。転生して一年、表面的には師尊と冗談（？）も言い合える仲に。互いの誤解はなかなか解けなくても、弟子を庇護する心は体感できたと思いたい。前世における人生の転機が迫り、あの時の真実が遂にわかるんだろうか？この選択が別の後悔に繋がって欲しくはないが。
度々見る夢しかり、神武の存在しかり、やはり単純に16歳に戻ったっていうわけではなさそう？暗躍する者の狙いも気になるけど、まさか正体はあの人だったりして…いやいや。楚晩寧にも本人の知らない繋がりがあったりするんだろうか。
2024年9月23日
③悲劇を回避したあとの衝撃的な現実。まじか！それも相手が墨燃だったからこその行動なのでは？你理理我…抄手…うっ（悲）。寄る辺ない子どものようで見てられない。長年もつれた感情を急に整えられないのは当然で、ようやく心を見つけ出したあの瞬間がとても眩い。序盤の事件の一節がここで効く。
少年から大人の男に、ひとり下山した間の変化には感じ入るものがある。してきたことは帳消しにはできないとはいえ…苦しいね。感動の再会（笑）後は楚晩寧が完全にてんやわんやで清心寡欲形無し。可愛い。純粋な師弟愛に収まらない欲望はどちらも秘めたまま。懐罪大師との確執は聞いていたより大きそう。
2024年10月1日
④やっと！でもお互い自らを縛るものがあるからここからが長いのかも…あと一歩の距離に見えるのに。愛欲に翻弄されている師弟は大変そう。一連の事件の犯人はわかったけど、その協力者？黒幕？はこれだけの手間暇かけて何を達成するつもりなんだろう。禁術の話を聞いてこの世界に不安が出てきたぞ。
2024年10月8日
⑤感情問題を引き延ばすことはなかったけれど（あら熱烈）この結びつきのおかげで逃げられない過去に恐れながらも向かいあえるのかも。初で可愛らしい楚晩寧。壊れ物の例えは正確すぎる。大切にしたい前世で持てなかった様々なもの、兄弟弟子との関係も…ちょっと師昧可哀相やけどね。薛蒙？可愛い！葉忘昔と南宮駟、いい結末を迎えて欲しいよ本当に。
2024年10月15日
⑥蛟山で取り返しのつかないもう一つの師弟ドラマを見た。悲しみに浸る暇もなく怒涛の勢いで明らかになる事実に待って待って処理が間に合わない！ついには過去に追いつかれ、築いてきたものを一瞬で…黒幕はその言葉にふさわしい存在感がある。振り返りたくなるのは次に読み返す時の楽しみにしよう。
2024年10月23日
⑦二世に渡り命をなげうっても全てを守りたい存在。されど下り立ちて共に地獄へ赴かん…。簡体字版の帯で目にした時以上に心が震える238ページ（横書き版）。あれだけ頑張ってきたのに弁明すらできずに中傷される墨燃がひたすら口惜しい。人生は不公平だ。起死回生の一手はどこから来てくれるのか…巡る你理理我。踏仙帝君も墨燃も悲しいくらいに不器用。楚晩寧はどうしてひとりしかいないの～。結局平行世界なのか時間が巻き戻った世界なのか飲み込めていないが、なんとなく前世の楚晩寧の情は師弟としてのもので、恋愛的な意味ではなかったんかなーと思った。シリアスど真ん中で出てきた金色の救い手（笑）でほんの一息。
2024年10月29日
⑧本編完結。彼らの行為に他人が白黒つけるなんて無理だ。人との繋がりで生まれる苦しみもあれば喜びもあり、強い愛憎劇も物語の一部だけど主題ではないのかも。あの北斗仙尊が最後だけは自分を優先するのん…！どちらも墨燃。かつ薛蒙をこれ以上虐めないでと思わず本を握り締めてしまう最終巻でもあった。
2024年11月7日
○番外冊子1～2。後日談ありパラレル（未来線？）あり。コメディだけど、最後には心がしっとり温まる番外編。魂の連れ合いだな～よかった。薛蒙相親超可愛い！雙梅戲豬に挙手。
2024年11月16日
○簡体字版1～3にも目を通す。毎話のサブタイトル愛嬌があると思ったんだけど、目次見てると日本語版も同じなので元々Webがそうだったってことなんかな。繁体字の1冊より切れ目が少しだけ前なので、邦訳も8巻or9巻で終わりそう。
2024年11月19日