読了:Web版
作者と創造物。逆異世界トリップだけど感覚的にはほぼ現代もの。序盤の真相に気づくまでの擬似親子、ばれたときの事を思ってどきどきしつつ、くすくす笑えてギャップが可愛かったけど、全体通して言うと、とりあえずコメディではない…かな。小説の内と外というだけでなく違う世界の二人の生き様と過去、アイデンティティの問題。互いに響きあう、この関係が変わりゆくのに外的要素なんて微々たるものだとしみじみ思った。
結末に少し触れると、ロマンチックな本編ラストはブラボーな反面お国柄を考えると作中の今後に変な不安が残ってしまった。カプ党の鼻息の荒さわかるー。まあ番外編読む限りでは気にする必要なさそうか?幸せそうだ。
2023年10月17日