繁体全5巻
①骨太な時代劇。苦難の王子の成長。権謀渦巻く国内、加えて国同士のせめぎ合いもあり激動の世の中。民族の異なる彼らの交流も、世界の複雑さを感じる手助けになる。大切なことをたくさん教えてくれた李漸鴻は大きな存在。王者。親密すぎる挙動に親子CPかと思わず誤解した。表紙だし。覗き見た着替えシーンがセクシー。物悲しい笛の音。何も口にしないから考えてることがわからない。本当に裏切ったのだろうか?でも捜し求める様子は偽りに見えない。力強い抱擁がぐっときた。
2025年7月1日
②ここからが始まりか~面白い。大切そうな手つきなのになあ…背反。そして巡り合わせは思わぬ相手だった。最初は燻ってて乱暴、でも次第にどん底の段岭に絶対的安心感を与えてくれる存在となり相手にも良い変化がある。感情の進展ニヤニヤする。国が違っても気にかけてくれる友人にちょっと感動した。
2025年7月9日
③純情!試験のご褒美が楽しみだった。一方で為すべきことのためには薄情でなければならない様子が少し寂しい。でもそれが国を考えるということか。郎俊俠との関係ももう戻らない。それぞれ思惑をもって動く中、身の上を自ら明かすのと暴露されるのどちらが先になるだろう。あの青楼男性の正体に驚き。
2025年7月29日
④上に立つ者としての意識が非常に高い段岭はよくやってる。連れ合いが側にいる安心感も一役買うのかも。かつての友人と今の距離は不思議やら寂しいやら…。更に複雑にさせられる郎俊俠、考えは本当に全くわからないままだけど生きてる間に知れる時は来るのか?本物の太子として国に戻る日はもうすぐ。
2025年9月9日
⑤完結。この勝利が確かに終着点ではない。愛する人とはまた異なり、特別な存在だった郎俊俠。彼は薄情なんかじゃなかった、いや、でもやっぱり薄情かな…最後は自分のしたいようにして去っていくずるい人。寂しい。そして酷刑が焼き付いて心が重い。昌流君はまた驚かせてくれた。番外は平行世界?夢?
2025年9月25日